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メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の過剰な蓄積を起因として、様々な生体機能の異常とそれに伴う生活習慣病のリスクが高まっている状態のことを指します。具体的には、糖尿病(対糖能異常)、高脂血症、高血圧が集積し、動脈硬化性疾患が起こりやすくなるといわれています。
メタボリックシンドロームの状態に陥ると、それぞれの疾患が相互に悪影響を及ぼしてしまいます。肥満が万病の元と言われるのは、それらのことからだといえます。
肥満の人は、そうでない人に比べて生活習慣病(成人病)になる確率が高いことは、種々のデータで実証されています。肥満は糖尿病・高血圧・動脈硬化・心臓病・肝臓病・胆石・痛風・関節炎などの疾患(すべての生活習慣病)の引きがねになり、最近では子宮がん・乳がん・前立腺がん・大腸がんなどの罹患率にも肥満が関連しているとの報告もあります。肥満は不健康であるだけでなく、危険な状態でもあるのです。
ことに糖尿病は、遺伝を背景に、過食・美食・運動不足などの要因が重なり合って肥満を招き、それが発病に結びついています。特に中年過ぎからの肥満、つまり脂肪細胞肥大型の肥満は要注意です。
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